・「PSPを再起動するために必要なシステムファイル4本」って何！？

「PSPを破壊するトロイの木馬が出現 」[IT media]らしい。

以下、引用。

「Symantecによると、このトロイの木馬は「EXPLOIT 2G PSP Team V1.RAR」という名称のアーカイブファイルとして届く。このアーカイブに含まれる「h.bin」というファイルはUSBデバイスのルートに、「overflow.tif」というファイルは/PSP/PHOTO/のフォルダに保存されるようになっている。
Trojan.PSPBrickが実行されると、PSPを再起動するために必要なシステムファイル4本を削除してしまい、「Your 2.0[REMOVED]oot」などのメッセージが表示される。」

また、「このトロイの木馬によってPSPが動作しなくなったユーザーへの対応としては、・・・一切サポートは行なわない・・・ 」って、言うじゃなーい。

・・・、恐ろしい。

で、「PSPを再起動するために必要なシステムファイル4本」って何！？

sceIoAssign(*,*,*,*,*,*)
sce********("flash6:/vsh/etc/index.dat")
sce********("flash6:/kd/loadcore.prx")
sce********("flash6:/kd/loadexec.prx")
sce********("flash6:/kd/init.prx")

などのソースコードが・・・で、4本のファイルが抹殺されるのかな？？？

じゃ、どーすんのよ俺！

そこで、「PSafeP 1.1」リリースである。

使い方は簡単。

1)PCでPSafeP_1.1.exeを起動
2)[...]ボタンでEBOOT.PBPやh.binを指定
3)[Scan File]ボタンをクリック

←クリックにて拡大

PSPBrickが見つかると...

「WARNING: SUSPICIOUS FLASH ACCESS DETECTED!」
と、怪しいソフトを警告してくれる。

文字が赤くなりますよ。

オレンジとレッドの違いわかりますよね。

ゴルゴとレッドじゃないですよ。

ちなみに、グリーンの文字が表示されたからといって、安心していてはダメですよ。
もう一個のEBOOT.PBPもチェックしましょうね。

但し、今回のトロイの木馬となった「h.bin」ファイルなどをPSafeP v1.1にてチェックすると「Error:File Is Not A Valid PBP.」というメッセージが表示されて検索できない。
しかし、PSafeP v1.0では、h.binも検索が出来ていたのですよね。
現状としては、PBPファイルはV1.1で、またh.binファイルなどはv1.0のPSafePを使ってPSPで起動する前にチェックすると少しは安心なのではないかな。

ま、両刃の剣ということで...
世の中、楽しい事にはリスクが付き物。ってか？

・・・あれば、拾う神あり。というように
PSafePの作者殿には、感謝ですね。

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